【百鬼異聞録】式神カード解説【茨木童子篇】

前置き考えるのが地味にしんどいので細かいことは出来れば前の記事見てください
異聞録やってる人なら見なくても全然平気です

なおカード評価の目安は以下となります

評価を分かりやすくするため
・使いやすさ 〜 扱いが簡単か難しいか、汎用性
・つよさ 〜 式神自体やカード全体のパワー
・はやさ 〜 強みを発揮する速さです、多いほど短期向き
・やすさ 〜 低レアカードのみでの使い勝手
をそれぞれ★の5段階で評価していきたいと思います
各カードについても・使やす・つよさの2点を設けます


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茨木童子』▪アタッカー▪エース
・使やす★★★★
・つよさ★★★★
・はやさ★★★
・やすさ★★★★

《スタッツ》3/4
「白狼」篇で書いた通りタンクやサポート以外ではとてもありふれたスタッツです
同じ相手をただの戦闘1回では倒せないが何かしら1枚でもあれば倒せ、逆に殴り返しや中盤以降のカードで容易に倒される心許ない数字です
現環境でもレベル1の段階で4ダメージを即座に与える手段は少なくありませんので、基礎値から変わらない間は常に倒される前提のプレイングが求められます

《基本技》
序盤で4ダメージを即座に与える手段が正にコイツ自身です、自ターン毎に攻撃力が1上がります
これが地味に強いもので、まず先の通り同スタッツを相手にして1度の行動で処理が出来るのは序盤最大の強みです
その場合こちらは体力を1残して留まることになるので、相手側としてはなんとか戦闘を経由せず処理したい。殴り返しでまた4ダメージを受けるのは大きな痛手ですからね
しかしもしダメージを与えるカードがなければ?引けてはいるがレベルが足りなければ?放置すればますます威力が上がるので無理やり倒したい、しかしそれではまた式神が瀕死に…と脅威度とプレッシャーの高さがピカイチの時限爆弾のような恐ろしい式神です


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『鬼の腕』レベル1△戦闘カード SR
・使やす★★
・つよさ★★
下手に出せば叩かれるという事で、デッキの核となるサポやダメージ型式神は待機所で寝かせておくことが多くなります
それを無理やり引きずり出して殴れるのですが、使うタイミングが相手に依存しやすい事や殴り返しに弱い事もあり引いたら引いたで持て余すことが多めです
後半盤面相手にとって要の式神を無理やり倒せるのは利点ですが、大体そういう時は既にどちらかが詰んでるので焼け石に水感があります

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『豪拳』レベル1〇法術カード R
・使やす★★★
・つよさ★★★
インスタントに打点を上げられるカードです
こういった強化ステータスは覚醒カードや一部の能力以外、1度倒されると元に戻るので生存力の低さも相まって一見微妙に見えますが、どんな時でも即座に6点までの火力を出せるというのは案外便利です
というより、茨木童子は序盤戦闘に極力出さず、余った鬼火でコレを使い懐刀を研いでいくイメージに近いかもしれません

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羅生門の鬼』レベル1□形態カード SSR
・使やす★★
・つよさ★〜★★★★★
めちゃくちゃ癖のある面白カードです
茨木童子式神を倒すことにより3度まで能力が付与されますが、私が確認した中で「貫通」「瞬発」「疾走」「必殺」「連撃」「遠隔」などの各種キーワード効果に加え「茨木童子復活」およびスタッツの補正値がランダムに1ずつ追加されます
何が付くかはガチャなうえ茨木自身が三体倒す事が難しかったり倒した時これが手札に無いと意味なかったりで運ゲ感が凄いです
「連撃」「貫通」とか付くとそれだけで凶悪無比になるので上振れすると非常に強い

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『黒炎の腕』レベル1△戦闘カード R
・使やす★★★
・つよさ★★★★
待機上から殴り返しを受けずに殴れます、以上
この上なくシンプルですが、殴れば必殺、殴られればこちらも必死という刹那主義な茨木童子の性質とこの上なく噛み合っています
上述の「羅生門」の助けにもなるほか、戦闘区域の敵をこちらで露払いしてから本体で攻撃といった安全に大ダメージを通すための The 潤滑油です

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『八つ当たり』レベル2□形態カード R
・使やす★★★
・つよさ★★★
敵全体にダメージを与えるとても強力なカードですが、どちらかと言えば低い体力を補うためのお守りのような使い方がほとんどです
体力7で待機所にいればちょっとやそっとでは倒されないので、安全に打点を高めることが出来ます
逆に欲張って戦闘区域に出すとレベル2からは相手も無理やり7点を与えに来て折角上げた攻撃力が無駄になる事もあるのでそこはグッと堪えたいところ
上手く使えば全滅も狙えるので別にオマケというわけでもないです

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『腕切』レベル2〇法術カード R
・使やす★
・つよさ★
保険です
序盤「豪拳」などをたんまり使いさっさと高打点にしたもののあっさり倒されて威力が戻っちゃったよ〜(泣)
みたいな時に使うとリカバーできます
レベル2以降に鬼火使ってまでやる事ではないのでそうならないようにする方が賢いです
ただし、序盤においてタンクや強敵を茨木で確実に処理するという使い捨て特攻、何度でも高威力を保ちヘイトを向けさせるなど脳筋茨木に多様な役割を持たせられるカードでもあります
序盤に「豪拳」を2枚使っておけばいつでも最低9点に出来るカードになるので評価は割と人によるかもしれません

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『地獄の腕』レベル3△戦闘カード SR
・使やす★★ ※未使用
・つよさ★★★ ※未使用
使ったことありません
が、あんまり強く見えません
単純にレベル3時点の茨木ならば敵を2体倒すより素直に一体の敵を倒しそのままプレイヤーを殴る方が早いからです
逆にそれくらい速攻性がなければさっさと茨木が倒されるのが今の環境バランスです
各種カードとの連携性は高く長い目で見れば強いと思いますが、やや遅いカードな気がします

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『覚醒・茨木童子』レベル3〇法術カード SR
・使やす★★★★
・つよさ★★★★
倍倍ゲームで打点が上がる読んで字のごとくのパワーカードです
全然めちゃ強カードとかではなく、レベル3としては順当なバランスなんですがこと打点の上がり方はまぁダントツのパワカですね
機能するのが次のターンからなのがネックではありますが、1とは言え体力の増強がありがたく、ただいるだけで唐突な即死の危険をはらみます


【総評】
脳筋脳筋&脳筋、パワーが取り柄の純アタッカーですね
序盤は極力戦闘に出さず、溜めたパワーを中盤からぶつけていく戦法はシンプルでいてとても強いです
自身の代わりに場に出せるアタッカーやタンクなどを組み込むことで安全に打点を上げられるほか、逆に脅威度の高さから火力の的になる事でそれらへの火の粉を逸らすことも出来ますので、案外動き方に幅があります
高打点を維持出来れば「黒炎の腕」により露払いののち大ダメージをプレイヤーに飛ばせるので、是非ともキープをして一気に勝ちをもぎ取る動きが理想です
SR SSRともに使い方にクセがあるのに比べR群はいずれもシンプルに手堅く強い取り揃えとなっており、初心者でも組みやすい式神だと思います
運用には慣れが必要なので、このゲームの戦闘の妙を学ぶ良い機会にもなると思います


【〜相手の良い式神3選〜】
なお3連続で済まなそうな気がしてまいりましたので今回より「桃の精」は殿堂入りとします
1.『海坊主』
手軽な盾の付与による生存力の増強、またタンク、ダメージと多くの役割を持てる「海坊主」は尖った性能の茨木のフォローとして非常に便利です
2.『不知火』
基本技の相性が良く、実質毎ターン攻撃力が2増加していくようなものなのでより早期の決着に特化します
茨木を核に据えた場合トドメを戦闘によって刺すことが主眼となるため両者の兼ね合いで腐るカードがほとんどないのも利点ですね
3.『酒呑童子
どうやら宿敵の間柄のようですが、タンク兼強烈なアタッカーとなる酒呑は正に双璧の間柄です
どちらも一気に火力の伸びが来るタイプで、片方を処理出来ても片方が残ると正に悪夢です
強くなり始める時間帯もほぼ同じなため戦術が組み立てやすくもあります