百鬼異聞録というDTCGについて~基礎ルールおよび用語編~

こんちはこがしです、最近始めた新しめのDTCGの話をしたいと思います

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既存のDTCGとはデッキの組み方がかなり異なっており、まず4体の式神を選びます
選んだ式神ごとに8枚(同名2枚まで)のカードを選んで計32枚のカードでデッキを作ります

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式神には攻撃力と体力があり、また固有の能力(基本技)を備えています
犬神の場合自身の攻撃力、体力の最大値をそれぞれ1ずつ上げる法術カードを手札に加えることが出来ます
またカード効果や基本技によって盾を得る事があります
盾は追加体力のようなもので、得た数値を消費して受けたダメージを減らす事が出来ますが自身のターン開始時に全て無くなります


カードの種類は三種類あり、
・法術カード
・戦闘カード
・形態カード
と分かれています

法術カード
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法術カードは即効性のある効果を持っています
全てのカードは使用時に鬼火というものを1つ消費します
鬼火は自分のターン開始時に2つ得る事ができ、使用しなかった分は相手ターンまで残りますが自ターンへ持ち越しは出来ません
ですので基本的には毎ターン2枚までカードを使用出来ることになります

戦闘カード
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戦闘カードを使わずとも自ターンごとに一体まで式神は攻撃を行うことが出来ますが、戦闘カードを使うことによって複数回の攻撃を行うことが出来ます
また例えばこの「心剣」であれば右隅に+2盾マークがあり、これは使用のさい盾を2得ることを指します
同じように攻撃力をアップさせる戦闘カードもありますが、変化は使用時の一時的な変化です
基本的に戦闘カードおよび法術カードは使い切りです

形態カード
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形態カードは式神のステータスを変更するカードであり、また基本技とは別に追加能力を付与することが出来ます
このカード「心剣乱舞」であれば犬神の攻撃力を4、体力を9に変更する事が出来、たとえ直前まで体力が1であった場合でも強制的に記されている体力まで引き上げるため回復カードとしての利用も出来ます
なおカードの効果などで永続的に上がっている攻撃力や体力は形態カードの値にプラスされるので必ずしも記載の数値になるわけでもありません
形態カードの効果は式神が戦闘不能になるか、新しい形態カードを適用するまで持続します

これらを用いてゲームは進行していきます

さて詳しい流れは省くといたしまして、興が乗り次第現行のカードプールにおける式神それぞれの評価及びカードの評価を次回以降行っていきたいと思います


その説明に必要な用語を以下列挙していきます

『スタッツ』
TCG全体で用いられるワードです
このゲームで言えば攻撃力および体力のように、特殊能力を抜いたステータスのことを指します
例えば攻2/4体と攻5/4体のキャラであれば後者の方がスタッツが高い、という用い方をします

『戦闘権』
各種カードを用いずとも式神のステータスのみで攻撃する事が出来ます
その場合戦闘権を1つ消費します、戦闘権は毎ターン開始時に1つ得る事が出来ます
つまり基本的には1ターン1体まで攻撃させる事が出来ます

『鬼火』
カードの使用時に1つ消費します
また戦闘権を使う際にも1つ消費します
攻撃をするならカードの使用は1枚まで、カードを2枚使うなら攻撃は出来ないという感じでしょうか
鬼火はカードや能力により増えることがあるほか、攻撃に関しても戦闘カードによっても行うことが出来ますので実際は上の限りではありません

『戦闘区域』
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式神が攻撃をする場合、まずこの戦闘区域という場所に置かれます、土俵みたいなイメージ(犬神を出したので画面中央に犬神がいる)
その際戦闘区域に相手式神がいなければ相手プレイヤーへのダメージになり、いる場合は両式神がお互いにダメージを与えあいます
戦闘区域に式神が出ると次の自分のターン開始時まではその場に残り、プレイヤーを守る盾となります
戦闘カードを後から使う、または戦闘権を残しておくことで戦闘区域の式神を入れ替えて攻撃することが出来ます

『覚醒カード』
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括りとしては法術カードですが形態カードのように式神の能力を変化させるカードです
形態カードとの違いは追加される効果が基本技を書き換えるものであること、追加されるステータスも含め戦闘不能になっても効果が持続することです
基本技を書き換えるとはありますが、ほとんどの場合その基本技の性能を向上したような能力に変わります
また変化が永続なため形態カードと比べ純粋に使い得であり、形態カードとも共存します
中には使用時にステータスを上げるものもありますが、形態カードと違い加算式なため強制的に値を引き上げる形態カードと比べ回復としての利用は難しくなります

『レベル』
式神はレベルを持っており、最大3レベルまで育ちます
スタートの時点でランダムに1キャラがレベル1になり、カードを使用出来るようになります
以降各ターンの開始時に1体レベルを上げることができます
この際レベルは最も低いものからしか上げることが出来ないため、例えばレベル1が2体レベル0が2体の場合はレベル0のどちらかを1に上げることしか出来ません
全員のレベルが1になった次のターンから初めていずれかの式神を2に上げることが出来るようになります
ただ単にレベルを上げても式神が強くなることはありませんが、カードにもレベルが決まっており強いカードを使いたい場合キャラのレベルを上げる必要があります

『瞬発』
カードに付随する効果で、各ターン瞬発持ちのカードを初めて使用するさい鬼火を消費しません
例えば手札に瞬発持ちのカードが3枚ある場合、1枚目は鬼火の消費なく使用出来ますが、2枚目以降は通常通り鬼火を消費します

『誘発』
カードに付随する効果で、相手ターンに条件を満たした場合自動で発動します
主に防御的な効果を持ったカードに付いていますが、鬼火が残っていないと発動しないことに注意
また効果自体は自分のターン中にも使えるものが殆どで、鬼火を残して条件を満たすと強制的に使用してしまうので自ターン中に使う予定がある場合には鬼火の保留には注意が必要です

『時限』
カードの効果や基本技、また倒れた式神に付与される数値です
能力によるものの場合は効果発動までのターンを示しており、倒れた時の付与の場合は復活するまでのターンを表します
能力の場合の値は様々ですが、倒れた場合は基本的に3ターンで、いずれも自ターン開始時に数値が1減ります

『運勢』
カードや基本技に付随する効果で、この効果の発動の際サイコロが自動で振られ、その数値が指定値以上なら効果が発動します
例として「運勢:4」とある場合、4以上が出れば効果が発動されます

『根性』
効果によって与えられる状態の事で、この状態の式神は体力が2以上残っている時に0になるダメージを受けても1度まで1を残して倒れない効果があります
1度使うと状態が解除されるので1から回復しても再度発動はしません

『遠隔』
効果によって与えられる状態の事で、この状態での攻撃は戦闘区域に出ず待機場からの攻撃となります
この場合相手の区域に式神がいれば一方的にダメージを与え、いなければ通常通り相手プレイヤーにダメージを与えます

『連撃』
効果によって与えられる状態の事で、これを持った式神が戦闘権、戦闘カードを問わず攻撃を行う場合両者が攻撃を与え合う前に1度攻撃を行います

『眩暈』
能力によって与えられる状態の事で、眩暈状態の式神は戦闘やカードの使用を行うことが出来ません
またプレイヤーが眩暈状態になることがあり、この場合は戦闘権を使用することが出来ませんがカードの使用は可能です
眩暈は目眩になった後の持ち主のターンの終了時に解除されます

『鼓舞』
次に戦闘権を使用した攻撃時に追加ステータスを付与する効果です
例えば、鼓舞:攻2 盾2とある場合、この効果の発動後次の戦闘権を消費した犬神:攻2 体6 盾0は攻撃のさい攻4 体6 盾2 となります
鼓舞の効果は積み重なりますが1度消費すると全て無くなるほか、盾以外の変化はその攻撃後に元に戻ります
また、戦闘カードを使用した攻撃には効果が乗りません


とりあえずこんなもんでしょうか、次回以降は各式神およびカードの評価をやっていきたいと思います